QUIKSILVER OPEN JAPAN 2013大会3日目。トップシードがパフォーマンスレベルを上げる。

QUIKSILVER OPEN JAPAN 2013大会3日目。トップシードがパフォーマンスレベルを上げる 


会場となった志田下駐車場に建てられた巨大な大会本部
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2013年5月31日(金):千葉県長生郡一宮町釣ヶ崎海岸 千葉県長生郡一宮町釣ヶ崎海岸で開催中のASPジャパンメンズスター ツアーの第1戦、国内最大級の4スターイベ ント「QUIKSILVER OPEN JAPAN」は大会3日目。 本日の志田下ポイントは天候は快晴。朝からオンショアがキツく、面を乱していたが、サイズもアップし、ピーキーでパンチのあるブレイクを見せた。夕方には風も弱まり、トップ選手達が素晴しいマニューバーを披露した。

 

トップシードが登場。ミッチ・クルーズが信じられないような高さのエアリアルを決めてパーフェクト10をスコア。

 

クルーズの巨大なエアリアルにジャッジはパーフェクト10

 

昨日の残りのラウンドオブ96からスタートした本日。ラウンドオブ96の8ヒート終了後は、ラウンドオブ64がスタート。トップシードがついに姿を現した。このラウンドになると、いきなりサーフィンのレベルが変わった。クーパー・チャップマン(AUS)がエクセレントの9.17をスコアして、ヒートスコア16.50をマーク。

 

クーパー・チャップマンも9ポイントのエクセレントをマーク

 

更にミッチ・クルーズが信じられないような高さのエアリアルを決めてパーフェクト10をスコア。更にバックアップも9.60をスコアし、ヒートスコア19.60でラウンドアップ。このエアの高さには驚かされたが、2マニューバー目のエアリバースがインコンプリートに近かったので、これが10は高過ぎだという声もあり、本人もスコアに驚いていた様子だった。

 

やはりサーフィンの上手さは別格。レールワーク含め世界基準の大野修聖。

 

その他に前評判の高い、優勝候補のひとりであるマイキー・ライト(AUS)や、トーマス・ウッズ(AUS)、オニー・アンワー(IND)、ウエイド・カーマイケル(AUS)、ギャレット・パークス(AUS)、ベイリック・デ・ブリース(ZAF)、コーディ・トンプソン(USA)、コナー・コフィン(USA)、ライアン・キャリナン(AUS)、デイヴィ・キャスルズ(AUS)など注目の選手が順当に勝ち上がっている。

 

加藤嵐。一人でオーストラリアで試合に臨み、トレーニングも重ねたことでタクティクスも備えた。

 

多くの日本人サーファーが敗退するなか、中村昭太がインタフェアを侵しながらも2位でラウンドアップ。バックハンドに的を絞った高梨直人はダントツの1位。注目の大野修聖は右奥のライトに的を絞り、深いボトムターンからクローズアウトセクションにチャージを繰り返し、ハイポイントをマーク。日本人ヒートとはいえダントツの1位でラウンドアップを果たした。またヤングガンでは仲村拓久未や小林直海も見事1位で勝ち上がり、田嶋鉄兵、田中樹、田中英義、大橋海人、加藤嵐、稲葉玲王などの選手も2位でラウンドアップを果たし、明日のラウンドオブ32へ駒を進めている。

 

明日も海外からの選手を迎え撃つ、サムライサーファーたちの活躍に期待しよう。

 

明日のファーストコールは朝 08:00AM。R-32からスタート。R-16スタンバイ。

 

今回の注目選手をサーフメディアがピックアップ。 インターネットでライブ中継を見る人、会場に足を運んで選手達のパフォーマンスを生で見る人も、まずは、どんな選手が今回やって来るのかを予習しておこう!

関連リンク:ASP4スター「QUIKSILVER OPEN JAPAN 2013」来日選手プレビュー。注目選手を動画で予習

 

ライブ中継サイト
http://www.aspjapantour.com/webcast/2013/quiksilver/index-jp.php
オフィシャル情報サイト
http://www.quiksilver.co.jp/event/japanopen2013/

 

ヒート終了後、地元の声援に満面の笑みを見せるイナバレオ
ヒート前にパワーをもらう田中樹。

 

 

※会場へのアクセスについて

今回、コンテストエリアへは大会運営関係車両以外は駐車ができなくなっております。車で観戦に来られる方は、太東駐車場又は、ガスト前等の有料駐車 場をご利用ください。会場周辺への路上駐車は近隣の迷惑になりますので、お控えください。皆様のご協力とご理解の程、よろしくお願いいたします。

また5/31〜6/2の3日間はJR外房線上総一ノ宮駅より直行バスの運行をいたしますので、公共交通機関でお越しの方はご利用ください。運行時間、ルートなど詳細はオフィシャルサイトでチェックして下さい。

 

撮影&フォトキャプション:山本貞彦

 

昨年の田原の4スターではセミファイナルまで進み3位となったトーマス・ウッズ(AUS)
気負い無く試合に臨めるようになった田嶋鉄兵。イイね!
波を読み切れずに苦戦しているようだが、そのポテンシャルの高さは噂どおりのサラブレッド。マイキー・ライト。
このコンディションだから4人で競っても仕様がないと一人左へ。クレバーな田中樹。
コンディションがどうであれ、自分のサーフィンを魅せることができる田中英義。
オーストラリアの強豪WCT予備軍のひとり、ギャレット・パークス(AUS)
ジュニアツアーで活躍するコナー・コフィン(USA)。兄弟対決で弟パーカーはここで敗退となった。