ASP-WCT第3戦「Billabong Rio Pro 」が再開。ようやくラウンド2が終了。

ASP-WCT第3戦「Billabong Rio Pro 」が再開。ようやくラウンド2が終了。 


Josh Kerr (AUS), 29, earned a near-perfect 9.77 out of 10 for this massive frontside air-reverse. Credit: ASP/Kirstin
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バーハ・ダ・チジュカ、リオデジャネイロ/ブラジル(2013年5月17日金曜日)1週間のレイデイを経て、ラウンド2が再開。風雨とも強いストーミーなコンディションでラウンド2が終了した。

 

タフなコンディションのバーハ・ダ・チジュカで、素早くランページを見つけ出して、空高く舞い上がったジョシュ・カーは、本日のハイエスト・スコアをマークした。ザ・プログレッシブ・ナチュラルフッターは、ライトハンダーで巨大なエア・リバースをメイク、強烈なフロントサイド・スナップでフィニッシュし、ニアパーフェクトの9.77をスコア。カーはヒートの終わりに、もう一つのライトを見つけて、3つのビッグなフォアハンド・ターンを組み合わせ、ワイルドカードのメッシアス・フェリクスを下した。「長い間オフが続いていた後のヒートに勝てて気分が良いよ。僕はあの2本の良い波を見つけてラッキーだった。僕はあの最初の9ポイントの後でバックアップをゲットするために波を永遠に待ったよ。この調子を次のラウンドでもキープしたいね。」

 

カレントASP WCT No.3のタジ・バロウ(AUS)は、ラウンド2のヒートでワイルドカードのグスタボ・フェルナンデスに対し、一か八か巨大なレイバック・スナップを仕掛け、素晴しいスタートを切った。そして、ヒート後半にバックアップを見つけ、ラウンド3へ勝ち上がった。「我々はレイ・デーを楽しんで、みんなバケーション・モードでいた。しかし、再開されて良かったよ。」と、バロウが言った。「胸骨なオンショアだとしても、最終的にいくつかの波は楽しかった。あのレイバックの小さいセクションは、キメるにはファンなものだった。ワンマニューバーだったけど、ジャッジが良い点を出してくれることを願っていたよ。ヒートは最終的にはかなり難しかった。あれ以外は、あのようなセクションは全く見つからなかったからね。追い上げてきたのは分かっていたから、緊張していた。」バロウは、明日、ビラボン・リオ・プロのラウンド3で、カリフォルニアのコロヘ・アンディーノ(USA)と戦う。

 

エイドリアン・バカン(AUS)は、すごいバックハンドのバレルをメイク。さらにクローズアウト・セクションでビッグリエントリーを決め、エクセレントな9ポイントをスコア。危険なブラジリアン・ラオニ・モンテイロ(BRA)に対しリードをとり、そのまま逃げ切った。「僕はスタートから果敢に波を掴んだんだけど、戻るのが結構ハードだった。と、バカンが言った。「僕はヒートのスタートで間違ったポジショニングをして、ラオニ(モンテイロ)はインサイドでサーフィンをした。他に全然良い波は来なかったけど、あの9ポイントの波は、見た目はあまり良くなかったけど、充分に良い波だったね。開いて来る波か分からなかったから、あまり深く攻めたくなかった。しかし、それはかなり素晴らしいラウンド・バレルだった。」バカンは、ラウンド3ででC.J.ホブグッド(USA)と戦う。

 

ブレット・シンプソン(USA)は、ダミアン・ホブグッド(USA)とのクロスヒートに僅差の大逆転で勝利した。シンプソンはラウンド2のヒート終了間際まで逆転するためにソリッドなスコアが必要だった。そしてラストウェイブを掴んだシンプソンは、バレルをメイク。さらにクローズセクションもクリーンなスナップで波をメイクし、大逆転で勝利を決めた。「ダモ(ダミアン・ホブグッド)は素晴しいコンペティターで、彼の双子の兄弟は、自分のツアー最初の年に指導してもらっていたんだ。」と、シンプソンが言った。「彼はねばり強いコンペティターである。そして、そのヒートが簡単でないということを僕は知っていた。ヒートの最初はもう最悪で、面はガタガタ、波はぐちゃぐちゃ。何するのも苦労していた。やっと7点を出せて、最後に小さなバレルを見つけて逆転出来たんだ。ジャッジは今日のコンディションのなかで、2つのビッグ・マニューバーに高い点をつけていた。最後にあの波を見つけられて最高だったよ。」シンプソンは、ラウンド3で二度のASPワールド・チャンピオンのミック・ファニング(AUS)と戦う。

 

今日の最終ヒートでは、ルーキーのフリーペ・トリード(BRA)が、オーストラリアン・グーフィー・フッターのマット・ウィルキンソン(AUS)を下した。両サーファーがリズムを見つけられない中、トリードは、クリーンなエア・リバースでフィニッシュする2本のターンのコンビネーションでマニューバーを組み立て8.77をマークし、勝利を掴んだ。同じブラジリアンのミゲール・プポ(BRA)は、仲間のアレホ・ムニーツ(BRA)を終了間際の大逆転で下し、今シーズン初のヒート勝利を手に入れた。プポは、足首怪我により今シーズンの開幕戦から2試合続けて欠場。今日のパワフルなビーチブレイクで、それを全く感じさせないパフォーマンスを見せた。

 

イベント主催者は、明朝午前6時30分にファーストコール。午前7時のスタートを目指す。

 

ビラボン・リオ・プロは、5月8日から19日まで、http://wctbrasil.com/rio13でウェブキャストでライブ中継される。

 

 

ビラボン・リオ・プロ:ラウンド2結果
ヒート1:タジ・バロウ(AUS)11.34 def.グスタボ・フェルナンデス(BRA)10.70
ヒート2:ジョシュ・カー(AUS)17.94 def.メッシアス・フェリクス(BRA)5.07
ヒート3:ジュリアン・ウィルソン(AUS)13.56 def.ジャック・フリーストーン(AUS)9.60
ヒート4:ジェレミー・フローレス(FRA)11.50 def.リカルド・ド・サントス(BRA)7.47
ヒート5:ミシェル・ボウレズ(PYF)10.16 def.ヤイディン・ニコル(AUS)8.67
ヒート6:C.Jホブグッド(USA)13.17 def.ダスティー・ペイン(HAW)8.10
ヒート7:エイドリアン・バカン(AUS)14.93 def.ラオニ・モンテイロ(BRA)14.33
ヒート8:カイ・オットン(AUS)12.24 def.アダム・メリング(AUS)12.20
ヒート9:ブレット・シンプソン(USA)15.10 def.ダミアン・ホブグッド(USA)15.04
ヒート10:トラヴィス・ロギー(ZAF)11.40 def.キーレン・ペロー(AUS)10.76
ヒート11:ミゲール・プポ(BRA)12.23 def.アレホ・ムニーツ(BRA)10.50
ヒート12:フリーペ・トリード(BRA)10.70 def.マット・ウィルキンソン(AUS)4.93

 

ビラボン・リオ・プロ:ラウンドマッチアップ
ヒート1:タジ・バロウ(AUS)対コロヘ・アンディーノ(USA)
ヒート2:ジェレミー・フローレス(FRA)対ナット・ヤング(USA)
ヒート3:エイドリアーノ・デ・スーザ(BRA)対ミゲール・プポ(BRA)
ヒート4:ガブリエル・メディーナ(BRA)対トラヴィス・ロギー(ZAF)
ヒート5:C.J.ホブグッド(USA)対エイドリアン・バカン(AUS)
ヒート6:ケリー・スレーター(USA)対パトリック・グダスカス(USA)
ヒート7:ジョエル・パーキンソン(AUS)対グレン・ホール(IRL)
ヒート8:ミシェル・ボウレズ(PYF)対ビード・ダービッジ(AUS)
ヒート9:ジュリアン・ウィルソン(AUS)対セバスチャン・ジーツ(HAW)
ヒート10:ジョシュ・カー(AUS)対フリーペ・トリード(BRA)
ヒート11:ジョディ・スミス(ZAF)対カイ・オットン(AUS)
ヒート12:ミック・ファニング(AUS)対ブレット・シンプソン(USA)