リーフISAワールド・サーフィン・ゲームズは大会2日目。村上舜がラウンド3進出

リーフISAワールド・サーフィン・ゲームズは大会2日目。村上舜がラウンド3進出。大橋はリパへ。 


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サンタカタリーナ、パナマ、現地時間5月6日月曜日:リーフISAワールド・サーフィン・ゲームズは大会2日目。昨日までのソリッドなコンディションから、3−4フィートと大きくサイズダウン。大会は朝8時よりスタート。メンズオープンのラウンド2の12ヒートが行われた後、ウイメンズのラウンド1の12ヒートが行われた。

 

そんな中でオーストラリアのトーマス・ウッズは、16.47のハイエスト・トータル・ヒート・スコアを記録。今日のコンディションは、彼のパワフルなサーフィン・スタイルとエアリアル・マニューバーにフィットしていた。また、メキシコのアドリアン・ゴンザレスも16.00をスコア。サウス・アフリカのショーン・ジュベールも15.70というハイスコアをマーク。ウイメンズ・サイドでは、2011年のISAワールド・サーフィン・ゲームズの銅メダリストであるオーストラリアのディミティ・ストイルがコンペティション初のパーフェクト10をスコア。本日のハイエスト・ヒート・スコアとなる17.67を記録した。

 

 

村上舜 Photo:ISA/Rommel Gonzales

メンズオープンのラウンド2のヒート1には村上舜が登場。波数も減りサイズダウンしたコンディション。ヒート前半はルーダ・カバーロ(BRA)がパワフルなターンでヒートをリードした。後半に入り、それまでロースコア2本のみだった村上舜は、待ちに待ったセットの波をキャッチ。深いボトムターンからクリティカルセクションに垂直に上がり、オフザトップで大きなスプレーをあげる。ターンを繰り返しインサイドまで繋いだ村上は、6.83をスコアして一気にトップとなり、ヒート終了間際にバックアップも4.10をスコアして、1位でラウンドアップを果たした。

大橋海人 Photo:ISA/Rommel Gonzales

午後に入りハイタイドを迎えた会場。ヒート11に登場した大橋海人は、スコアリング・ウェイブを探し求めたがリズムが合わず、思うような波が掴めない。8.83がのエクセレントをスコアしたアラン・ジョーンズ(BRA)が下位の選手をコンビネーションに追い込み、ヒートを完全に支配。後半に入りリズムを掴んだ大橋は、4.43、3.13をスコアして巻き返すも、3位でリパチャージに回った。

 

メンズのラウンド2終了後にウイメンズのラウンド1がスタート。ヒート3には大村奈央が登場した。大村はスタートから、ハイタイドで緩慢になったセクションで見事なカーヴィングで4.50、5.00をスコア。ヒートの前半をリードした。しかし、対戦相手のドミニク・ベロナ(ECU)とヴァレリア・ソール(PER)はエクセレントをスコア。大村も後半に6.50をスコアして、ハイスコアリング・ヒートを応戦するも惜しくも3位でリパチャージに回った。サイズダウンに加え、オンショアでコンディションが悪化。ヒート10の森敬恵も苦戦を強いられた。ヒート中盤に2.90をスコアし2位に浮上。ポジションをキープするもヒート終盤に逆転され、3位となりリパチャージへ回った。
明日は、パナマの朝8時00分、日本時間で夜22時00分にコール。ウイメンズの敗者復活戦ラウンド1、ウイメンズのクオリファイ・ラウンド2、メンズ敗者復活戦ラウンド1が予定されている。大村と森はウイメンズの敗者復活戦ラウンド1を不戦勝でラウンド2へ。メンズ敗者復活戦ラウンド1のヒート1には大世戸洋司、ヒート11に仲村一智が出場する。

 

彼らの活躍を期待し、エールを送り続けよう!頑張れ!日本!

 

オフィシャルイベントサイト:http://isawsg.com/

日本サーフィン連盟オフィシャルブログ:http://blog.livedoor.jp/nsaorg/