【緊急インタビュー】ジョン・ジョンはASP-WCT第3戦のブラジルに間に合うか。

 

WCT ツアー2年目のジョン・ジョン・フローレンスは、2月のクイックシルバープロの最中に行われたエクスプレッションセッションでのエアーで足首を痛めてか ら、サーフィンができない状態で、リハビリに専念している。サーフィンが生活の一部のような人間にとって、海に入れないというのは本当に悪夢だ。彼の家で あるハワイのオアフ島、ノースショアにいるジョンジョンをキャッチ、どんな具合なのかを聞いてみた。

John John Florence interview by Justin Cote / translation by Yuki

 

おはよう

JJF:おはよう、ミスター・オフィスガイ。

 

君だってオフィスにいるようなもんじゃない。どう、今日のオフィスの感じは?

JJF:いい感じだよ。コーヒーから何から何までバッチリさ。

 

そりゃよかった。ママが淹れてくれたの?

JJF:違う。自分でやったんだけど、ママにはちょっと苦いって言われたよ。

 

オッケー、じゃ、ビジネスの話をしようか。

JJF:あぁ、ところで何のインタビュー?

 

君の足首について。あとちょっとほかのことも。でもデビー・ダウナーみたいな、はずしたヤツじゃないぜ。いいインタビューになるはずさ。

JJF:オーケー……

 

まず最初に、みんなが知りたいことだと思うんだけど、実際の君の足首はどんな具合なの?

JJF:だいぶ良くなってきてるよ。回復は早いほうだと思う。毎日真面目に治療してるんだ。

 

何してるの?

JJF:カリフォルニアのマーク・カズキって人に診てもらってる。彼はフレッド(パタッチア)も診てるんだよ。彼がこっちに来たり、僕がカリフォルニアに行ったり。カリフォルニアに行って、なるべく4月のパーフェクトなパイプを見ないようにしてるんだ。

あのレフト見なきゃ回復するってわけね(ジョンはパイプラインに石を投げられるほどの近さに住んでいる)。

JJF:そう。でも簡単なことじゃないんだ。

 

そうか、じゃ、高圧酸素治療とか、そういうのをあれこれやってるんだ?

JJF:うん、ここノースショアにも、そういうのやってるところあるし、カリフォルニアにも何度か行ったよ。効いてると思う。とにかく何でも試してみてるんだ。早く海に戻りたいからね。

 

フィジーがひとつの目安となっているようだ。

 

“ベルズも見てるのはイライラした。だってものすごくいい波だったから。見たくないけど、見ずにはいられなかった感じだね。”

 

4月のパーフェクトなパイプラインと、WCTのベルズ、どっちが見てるのがつらかった?

JJF:4月の初めはカリフォルニアにいたから、そのスウェルは見ないですんだけど、スノーボードで鎖骨を折ったコア・ロスマンが、僕の家からあのパイプを眺めてなくちゃならないのは、人生最悪の出来事だった、って言ってたよ。家に戻って弟のネーザンの乗った波をビデオで見るまでは、そうたいしたことはなかったけど、それ見た後はね、超うらやましかったよ。ベルズも見てるのはイライラした。だってものすごくいい波だったから。見たくないけど、見ずにはいられなかった感じだね。

 

ブラジルのビラボンプロのタイトル防衛のために、ブラジルの試合には出るつもり?

JJF:う~ん、可能なら。できれば行きたいね。今はそれを目標に頑張って治療してる。

 

“9割がた治ってても行かないと思う。だってブラジルの波ならエアー勝負になるから。”

 

8割9割の完治でも行っちゃう? それとも100%じゃなくちゃ行かない?

JJF:9割がた治ってても行かないと思う。だってブラジルの波ならエアー勝負になるから。無理して行って、また怪我して、また何か月か試合から離れることになるって、最悪だから。

 

なるほど、一理あるね。フィジーでジョシュ・カーがやっぱり足首痛めて、でもテーピングしてそのまま試合に出て、バレルをメイクした。でもエアー勝負なら話が違うってこと?

JJF:そう。もしクラウドブレイクみたいな波なら、たぶん75%程度でも行くよ。でもブラジルはクラウドブレイクとは全く違うタイプの波で、全く違うサーフィンなんだよ。

 

さて、この怪我が完治した後、サーフィンしてて君の目の前にビッグエアーセクションが現れたら、どうする?

JJF:ゴールはサーフィンを再開して、ビッグエアーセクションを見たら1発かまして、フラットなところに怪我しないで着地する、ってことだから……ビビらなきゃいいけどね(笑)。

 

“無理して怪我するようなエアーに行っちゃう。次のエクスプレッションセッションは、カットバックだけにしておくよ。”

 

僕は個人的にエクスプレッションセッションって好きじゃないんだけど、これから先もエクスプレッションセッションには出るの?

JJF:ホント、あれには気をつけなくちゃいけないね。あれ、すごく攻撃的になっちゃうんだよ。アナウンサーがみんなのやるターンひとつひとつに興奮した声を上げるから、ついその気になって、よし、何かでかいワザやってやる、って気になっちゃうんだ。で、無理して怪我するようなエアーに行っちゃう。次のエクスプレッションセッションは、カットバックだけにしておくよ。

 

君のファンには何かある? リハビリの他には何かやってるの? 怪我してから何台カメラのお買い物したの?

JJF:(笑)。カメラは買ってないけど、ハーレーに行ったときに暗室作って、写真をたくさんプリントしたんだ。フィルムを現像して写真にプリントする作業って、すげ~面白かったよ。

 

暗室作業の他に、何か最近凝ってることは?

JJF:う~ん、そうだな、ビーチでたき火してバーベキューすることかな。それと写真を撮ったりフィルミングしたり。そうだね、たくさん撮影してるね。

 

何を撮ってるの?

JJF:もの、人、サーフィン、いろいろ何でも。

 

クールじゃん。じゃ、そろそろコーヒーに戻してあげるよ。早くよくなってね。

JJF:ありがとう。

 

 

しかし、このインタビューのあと、ジョン・ジョン・フローレンスは、2013年のASPワールド・チャンピオンシップ・ツアー第3戦であるビラボン・リオ・プロからの正式な欠場を表明した。「じっくり時間をかけ、自分の足が100%回復するのを待ちたいんだ。完全になってフィジーや、その後の試合に参加出来る事を楽しみにしている。」とコメント。ジョンジョンの一日も早いコンテスト復帰を願いたい。

 

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