ASPウイメンズWCT第1戦「ロキシー・プロ・ゴールド・コースト」がスタート。

ASPウイメンズWCT第1戦「ロキシー・プロ・ゴールド・コースト」がスタート。メンズ・エクスプレッション・セッションも開催。 


YouTube Preview Image▲ロキシー・プロのラウンド1のハイライト映像

Lakey Peterson (USA), © ASP/ HAYDEN-SMITH

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▲エクスプレッション・セッションのハイライト映像

レインボー・ベイ、クイーンズランド/オーストラリア(2013年3月3日日曜日)昨日からウエイティング期間がスタートした、ASP-WCT開幕戦の「クイックシルバー・プロ&ロキシー・プロ・ゴールド・コースト」は、メンズのエクスプレッション・セッション、グロムセッション終了後に、午後からウイメンズWCT開幕戦「ロキシー・プロ・ゴールド・コースト」が3~4フィートのレインボー・ベイでスタート。ラウンド1の6ヒートを終了した。

 

今シーズンの行方を占う上でも世界中のサーフファンが大注目の1戦で、世界ランク第2位のサリー・フィッツギボンズ(AUS)は、なぜ彼女が常にASPウイメンズ・ワールド・タイトル争いをしているのかを17.77の素晴しいヒートスコアをマークすることで証明した。「最初にソフィア(ムラノヴィッチ)と素晴しいバトルが出来て本当によかったですね。」と、フィッツギボンズが言った。「海の中では本当に自分自身をプッシュしたかったのです。シルヴァナ(リマ)とソフィアは、あのヒートで本当に燃えていました。凄く楽しいヒートでしたね。どんな波を掴み、何をやるかにかかっていました。」

 

ASPトップ17が5年目のフィッツギボンズは、3年連続で世界ランク2位となっており、今年こそはASPウイメンズ・ワールドナンバー1のポジションを獲得したいと思っている。「2位のどこが悪いのですか?」と、フィッツギボンズがジョークを言った。「ジョエル(パーキンソン)は何年にもわたり2番だった。だから昨年の彼のタイトル獲得は、格別なものになったのだと思います。素晴しいツアーを数年間過ごして来ました。そこで私は多くのことを学んだのです。今シーズンは、その学んだものを活かしたいと思います。」

 

5タイムASPウイメンズ・ワールド・チャンピオンに君臨する、ロキシー・プロ・ゴールド・コーストのディフェンディング・チャンピオンのステファニー・ギルモア(AUS)は、彼女のホームタウン・ポイントブレイクで、圧倒的なパフォーマンスをみせた。「私はここに住んでいますし、良い結果を残したいと考えているので、いつも開幕戦では、ちょっとしたプレッシャーがありますね。」と、ギルモアが言った。今日のような良い波で出来る時、プレッシャーは完全に消えてなくなります。自分は楽しむことに集中出来るのです。今年のガールズ達は、過去のどんな年よりも良いと思います。どのヒートも難しいでしょうね。でもそれはエキサイトなこと。きっと女性のサーフィンのレベルをプッシュし続けてくれると思います。」

 

2011年のASPウイメンズ・ワールド・チャンピオンであるカリッサ・ムーア(HAW)は、今日のラウンド1ヒートで圧倒的な勝利を収め、彼女がベスト・ガールズ・サーファーのままであるということを証明した。2012年にはASPウイメンズ・ワールドNo.3にランクダウンしたにもかかわらず、ムーアはツアーのどんな会場でも脅威として考えられていた。「昨年は、私にとって調整の1年でした。」と、ムーアが言った。「私はワールド・タイトルを追うことから、守ることへ調整していました。そして、それは全ての点で異なることでした。私は、たくさん学んで2013年のために適合できたと思います。サーフボードも良い感じで、怪我も回復して、自分のサーフィンを楽しんでいます。」

 

その他にラウンド1ではココ・ホー(HAW)、ポーリーン・アドゥ(FRA)がラウンド1を1位通過でラウンド3へダイレクトに勝ち上がった。また、ASPドリーム・ツアー2年目である18才のレイキー・ピーターソン(USA)は、印象的なパフォーマンスを見せ、本日のハイエスト・シングル・ウェイブ・スコアである9.80をマーク。ヒートスコアでも、19.13のハイエスト・ヒート・トータルをマーク。グラッシーなレインボー・ベイ・ウォールで、スピードとパワーを併せ持ったハイパフォーマンスを披露した。「良い波がたくさんありましたね。」と、ピーターソンが言った。「それは全てセクションになっていました。ヒートの前は、開幕戦ですし、ちょっとナーバス になっていました。ツアーの選手はみんな上手いし、良い第一印象を作りたかったんです。幸い波が味方してくれて、それを上手く利用出来ました。最高でした ね。次のラウンドが楽しみです。」

 

イベント主催者は、明朝、現地時間午前7時30分にファーストコールする。

 

 

ROXY PRO GOLD COAST ROUND 1 RESULTS:
Heat 1: Pauline Ado (FRA) 16.17, Courtney Conlogue (USA) 13.66, Laura Enever (AUS) 12.97
Heat 2: Coco Ho (HAW) 16.87, Tyler Wright (AUS) 15.34, Rebecca Woods (AUS) 10.83
Heat 3: Stephanie Gilmore (AUS) 16.84, Sage Erickson (USA) 11.90, Dimity Stoyle (AUS) 8.54
Heat 4: Sally Fitzgibbons (AUS) 17.77, Sofia Mulanovich (PER) 17.43, Silvana Lima (BRA) 13.67
Heat 5: Carissa Moore (HAW) 16.66, Paige Hareb (NZL) 11.60, Alana Blanchard (HAW) 7.76
Heat 6: Lakey Peterson (USA) 19.13, Malia Manuel (HAW) 14.36, Bianca Buitendag (ZAF) 11.27

 

ROXY PRO GOLD COAST ROUND 2 MATCH-UPS:
Heat 1: Paige Hareb (NZL) vs. Bianca Buitendag (ZAF)
Heat 2: Laura Enever (AUS) vs. Rebecca Woods (AUS)
Heat 3: Tyler Wright (AUS) vs. Dimity Stoyle (AUS)
Heat 4: Courtney Conlogue (USA) vs. Sofia Mulanovich (PER)
Heat 5: Malia Manuel (HAW) vs. Alana Blanchard (HAW)
Heat 6: Silvana Lima (BRA) vs. Sage Erickson (USA)

 

QUIKSILVER PRO GOLD COAST ROUND 1 MATCH-UPS:
Heat 1: Taj Burrow (AUS), Bede Durbidge (AUS), Raoni Monteiro (BRA)
Heat 2: Adriano de Souza (BRA), Travis Logie (ZAF), Dusty Payne (HAW)
Heat 3: John John Florence (HAW), Kai Otton (AUS), Patrick Gudauskas (USA)
Heat 4: Mick Fanning (AUS), Sebastian Zietz (HAW), Willian Cardoso (BRA)
Heat 5: Kelly Slater (USA), Kolohe Andino (USA), Dane Reynolds (USA)
Heat 6: Joel Parkinson (AUS), Matt Wilkinson (AUS), Brent Dorrington (AUS)
Heat 7: Gabriel Medina (BRA), Kieren Perrow (AUS), Tiago Pires (PRT)
Heat 8: Josh Kerr (AUS), Alejo Muniz (BRA), Nat Young (USA)
Heat 9: Julian Wilson (AUS), Damien Hobgood (USA), Adam Melling (AUS)
Heat 10: Owen Wright (AUS), Michel Bourez (PYF), Filipe Toledo (BRA)
Heat 11: Jeremy Flores (FRA), Adrian Buchan (AUS), Brett Simpson (USA)
Heat 12: Jordy Smith (ZAF), C.J. Hobgood (USA), Glenn Hall (IRL)

 

 

日本語中継及びコンテンツサイト

quiksilverlive.com/progoldcoast/2013/

roxylive.com/roxyprogoldcoast/2013/