クイックシルバー&ロキシー・プロ・ゴールド・コーストでASP WCTが開始

ワールド・ベスト・サーファーは、クイックシルバー&ロキシー・プロ・ゴールド・コーストで2013のASP WCTを開始する 


Stephanie Gilmore (AUS), © ASP/ ROBERTSON

スナッパー・ロックス、クイーンズランド/オーストラリア(2013年2月28日木曜日)世界最高峰のサーファー達は、今週土曜日から開幕する「クイックシルバー&ロキシー・プロ・ゴールド・コースト」に出場するために、オーストラリアのゴールド・コーストに集結している。

 

ASPワールド・チャンピオンに君臨する、前クイックシルバー・プロ・ゴールド・コースト・イベント・チャンピオンのジョエル・パーキンソン(AUS)は、記者会見でメディアに対してジョークを言い、緊張感もなくリラックスしている様子だ。パーキンソンは、今シーズンはプレッシャーはなく、昨年同様のサクセスに向け、2013のASPワールド・チャンピオンシップ・ツアー・シーズンをリラックスしたアプローチで臨めることを楽しみにしているようだ。

 

「この快感に中毒になってしまっているよ。」と、パーキンソンが言った。「去年は基本的に楽しもうと考えていたんだ。今年も楽しみだね。特にこのイベントはね。僕はASPワールド・タイトルを手にした時から、サーフィン以外のことで多くのことをやらなければならなかった 。だから、このイベントは、僕にとってホリデーのようなものなんだ。僕は大好きなものを取り戻す。それはサーフィンとコンペティションさ。」

 

パーキンソンは、スナッパー・ロックスのサンドバンクのコンディションを詳しく述べた。昨年からの会場の変化を説明することが他の選手に対してハンデをなくすからだ。「これを他の人に話すべきではないと思うけど。しかし、多くのローカル・アドバンテージが今年ないだろうと思うんだ。」と、パーキンソンが言った。「通常、スナッパーはブレイクを知っているので、ローカルが有利だ。 そして、我々にはここでスキルを研ぎ澄ますための、より多くの時間がある。今年、僕はスナッパーであまりに多くイベントが行われないと思う。我々はレインボーとキラの間に移動するだろうと思います。」パーキンソンはクイックシルバー・プロ・ゴールド・コーストのラウンド1でマット・ウィルキンソン(AUS)と、イベント・ワイルドカードと対戦する。

 

今回、クイックシルバー・プロ・ゴールド・コーストへワイルドカードで出場する、元ASPトップ34コンペティターであるデーン・レイノルズ(USA)は、フルタイムのコンペティションから離れた今でも、他のコンペティターと同様に世界で最も刺激的なサーファーのままである。「家にいるか、コンピューターにアクセスしている時は常にイベントをすべて見るよ。」とレノルズが言った。「コンテストを楽しんでいるよ。今はあまり参加ししていないけどね。上手くやるために、より多くのプレッシャーをいくつかの方向で、自分自身に与えるんだ。「仕方ないか」は好きではないんだ。通常なら次の週にはベルズがあるからね。ホームでボードに取り組んでいた。でも僕らのポイントブレイクとは全く異なるね。でも昨日ここでサーフィンしたけど良い感じだった。僕は、ラウンド1でケリー(スレーター)かジョエル(パーキンソン)と戦うことになるみたいで、今からワクワクしているよ。」

 

常にASPワールド・タイトルを脅かす存在で、昨年のクイックシルバー・プロ・ゴールド・コースト勝利者であるタジ・バロウ(AUS)は、今週のイベントの大本命見出しのひとりであるが、コンペティティヴ・フィールドが相変わらず危険であることを認めた。「みんな、アウトでリップしている。」と、バロウが言った。「我々は今朝サーファー・ミーティングを開いたんだ。そして、僕は部屋を見回して簡単なヒートがないと思ったよ。アクション満載のイベントになりそうだよ。この何年間の、このイベントの勝率は高いんだ。だから気分は良いよ。ジョエル(パーキンソン)を倒すのはハードだろうね。彼は、ASPワールド・タイトル獲得に続けて、この前イベントで優勝して絶好調だ。僕は自信を得たとき、ベストなサーフィンが出来る。コンテストがスタートするのが楽しみだよ。」

 

メンズ・コンペティションが始まるとき、ラウンド1のヒート1でバロウはビード・ダービッジ(AUS)、ラオニ・モンテイロ(BRA)と対戦する。また、ミゲール・プポ(BRA)とフレデリック・パターチア(HAW)は怪我のため今回は欠場。パトリック・グダスカス(USA)とウイリアン・カルドゾ(BRA)がリプレイスメントでイベントに出場する。

 

クイックシルバー・プロ・ゴールド・コーストと同時開催で、世界最高峰の女性サーファーをフィーチャーして開催される、2013のASPウイメンズ・ワールド・チャンピオンシップ・ツアー開幕戦のロキシー・プロ・ゴールド・コースト。5タイムASPウイメンズ・ワールド・チャンピオンで、ロキシー・プロ・ゴールド・コーストのディフェンディング・チャンピオンであるステファニー・ギルモア(AUS)は、再びトップに返り咲くため、ホームであるスナッパー・ロックスで彼女の一年を素晴しい結果で始めたいと思っている。

 

「 ここが私のホームブレイクなので、これがASPワールド・チャンピオンシップ・ツアー中で一番好きなイベントです。」と、ギルモアが言った。「開幕戦なので、エキサイトさせるものがたくさんあります。ツアーにいるガールズ達はみんな本当にフィットしていて、ウォームアップ・セッションで実際に良いサーフィンをしています。エキサイティングなイベントになるでしょうね。」

 

 

クイックシルバー&ロキシー・プロ・ゴールド・コーストは、3月2日から下記のサイトでライブ中継が行われます。また、3月1日は男女ともトライアルが行われる予定で、男子トライアルには林健太と大野修聖の2名が出場、女子では大村奈央が出場、合計3名の日本人選手が出場する。彼らの活躍に期待し、エールを送ろう! 頑張れ!日本!

 

クイックシルバー・プロ・ゴールド・コースト・ラウンド1マッチアップ:
ヒート1:タジ・バロウ(AUS)、ビード・ダービッジ(AUS)、ラオニ・モンテイロ(BRA)
ヒート2:エイドリアーノ・デ・スザ(BRA)、トラヴィス・ロギー(ZAF)、ダスティー・ペイン(HAW)
ヒート3:ジョン・ジョン・フローレンス(HAW)、カイ・オットン(AUS)、パトリック・グダスカス(USA)
ヒート4:ミック・ファニング(AUS)、セバスチャン・ジーツ(HAW)、ウイリアン・カルドゾ(BRA)
ヒート5:ケリー・スレーター(USA)、コロヘ・アンディーノ(USA)、TBD
ヒート6:ジョエル・パーキンソン(AUS)、マット・ウィルキンソン(AUS)、TBD
ヒート7:ガブリエル・メディーナ(BRA)、キーレン・ペロー(AUS)、ティアゴ・ピレス(PRT)
ヒート8:ジョシュ・カー(AUS)、アレホ・ムニーツ(BRA)、ナット・ヤング(USA)
ヒート9:ジュリアン・ウィルソン(AUS)、ダミアン・ホブグッド(USA)、アダム・メリング(AUS)
ヒート10:オーウェン・ライト(AUS)、ミシェル・ボウレズ(PYF)、フリーペ・トリード(BRA)
ヒート11:ジェレミー・フローレス(FR A)、エイドリアン・バカン(AUS)、ブレット・シンプソン(USA)
ヒート12:ジョディ・スミス(ZAF)、C.Jホブグッド(USA)、グレン・ホール(IRL)

 

ロキシー・プロ・ゴールド・コースト・ラウンド1マッチアップ:
ヒート1:コートニー・コンローグ(USA)、ローラ・エネバー(AUS)、ポーリーン・アドゥ(FRA)
ヒート2:タイラー・ライト(AUS)、ココ・ホー(HAW)、レベッカ・ウッズ(AUS)
ヒート3:ステファニー・ギルモア(AUS)、セージ・エリクソン(USA)、TBD
ヒート4:サリー・フィッツギボンズ(AUS)、シルヴァナ・リマ(BRA)、ソフィア・ムラノヴィッチ(PER)
ヒート5:カリッサ・ムーア(HAW)、ページ・ハレブ(NZL)、アラナ・ブランチャード(HAW)
ヒート6:マリア・マニュエル(HAW)、レイキー・ピーターソン(USA)、ビアンカ・ブュイティンダッグ(ZAF)

 

 

ASPワールドツアー2013「クイックシルバー・プロ」
「ロキシー・プロ」ゴールドコーストpresented by LANDROVER

コンテスト概要

開催地:オーストラリア・クイーンズランド州 スナッパーロックス

期間 :2013年3月2日〜3月13日(ウェイティングピリオドを含む)

* トライアルラウンドは3月1日

賞金総額:US$450,000(クイックシルバー・プロ)

US$120,000(ロキシー・プロ)

共催:LAND ROVER

日本語中継及びコンテンツサイト

quiksilverlive.com/progoldcoast/2013/

roxylive.com/roxyprogoldcoast/2013/