バートン・トヨタ・プロ・ジュニアは大会3日目。男女ともベスト８が決定。加藤嵐は13位。 野呂玲花は25位
ミアウェザー、ニューキャッスル、NSW/オーストラリア（2013年2月16日土曜日）バートン・トヨタ・プロ・ジュニアは大会3日目。大会は男女ともラウンドオブ３２から１６までが行われ、ベスト８が決定。明日行われるクオーターファイナルからはマンオンマンで行われ、イベント・チャンピオンが決定する。
今日の4フィートのトリッキーなコンディションで、2012年のASPワールド・ジュニア・チャンピオンであるフィリップ・アイランド出身のニッキ・ヴァン・ダイク（AUS）は、見事にチューンされたカーヴィングとターンのコンビネーションを披露した。2013年のプロ・ジュニア・キャンペーンをウイニング・フォームでスタートさせたいヴァン・ダイクは、明日のクオーターファイナルでブロンテ・マコーレー（WA/AUS）と戦う。「ヒートは楽しかったですよ。」と、ヴァン・ダイクが言った。「女の子たちはたくさん波に乗ってますね。ここまではファン・イベントでした。いくつもターンが出来たし、天気も最高。そして、素晴らしいバイブレーションがこのイベントにはあります。バートン・トヨタ・プロ・ジュニアは来週のASP 6-スター・ハンター・ポート・ウイメンズ・クラシックへの最高のウォームアップです。私は両方のイベントで優勝したいんです！」
ナラビーンのクーパー・チャップマン（AUS）は、ラウンドオブ16のヒートで、9.65というパーフェクトに近いスコアをマークした。チャップマンは昨年のASPオーストラレーシア・プロ・ジュニア・シリーズにおいて第２位でフィニッシュ。彼は明日のクオーターファイナルでカノア五十嵐（USA）と戦う。「波が良くなり始めていますね！」と、チャップマンが言った。「明日のファイナルは良い波でやりたいです。」
レオナルド・フィオラヴァンテ（ITA）は、バートン・トヨタ・プロ・ジュニアのメンズ・ドローの中で勝ち上がっている、2人のインターナショナル・サーファーの中のひとりである。フィオラヴァンテは、今日の2つのタフなヒートを通して、プログレッシブなサーフィンで勝ち上がり、明日のクオーターでは、ホームタウン・ヒーローのジェイク・シルヴェスター（AUS）と対戦する。
その、シルヴェスターは、今朝のラウンドオブ３２のヒートで、ここまでのイベントにおけるハイエスト2-ウェイブ・ヒート・トータル17.90をスコアした。ホームでの優勝を目指す彼にとって、彼の持つローカル知識は、ファイナルデイの最強の武器となるだろう。
加藤嵐は１３位。野呂玲花が２５位。
ラウンドオブ３２に勝ち上がった加藤嵐と野呂玲花。加藤嵐は、男子ラウンドオブ32ヒート6で、ジェームズ・マクモーランド、クリス・ロバートソン、ノア・ディーンといった3名のオージーと対戦。終始3位を強いられた加藤嵐は、ヒート終了間際に6.90をスコアして大逆転。1位でラウンドオブ16へラウンドアップを果たした。
そして、男子R32に続き、女子のR32がスタート。野呂玲花はヒート8で、フランスのジョアン・デフェイ、オーストラリアのブローディ・ドイル、アナベル・バラットと対戦。ヒートはスタートからジョアン・デフェイが9ポイントと8.5のエクセレントを2本スコアしてヒートを完全にリード。野呂玲花も4.10、4.85をスコアするも、惜しくも4位敗退となり、２５位でフィニッシュとなった。
ラウンドオブ１６に勝ち上がった加藤嵐は、ヒート3でソリ・ベイリー、レオナルド・フィオラバンティ、ジャック・ダガンと対戦。加藤は全く自分のサーフィンを見せることが出来ず4位で敗退。１３位でフィニッシュとなった。
同会場にて、来週2月18日－24日で開催される賞金総額$155,000のASP6スター「バートン・トヨタ・プロ」には、加藤嵐、大橋海人、林健太、大原洋人をは じめ、大澤伸幸、北田力也、仲村拓久未、川畑大志、小椋暁人がエントリー。田嶋鉄兵、辻裕次郎もオーストラリア入りを済ませスタンバイ。ヒート組は、R-144 H-2 大原洋人、H-4 川畑太志、H-5 大澤伸幸、H-6 北田力也、H-9 辻裕次郎、H-11 仲村拓久未、H-12 田嶋鉄兵、H-13 林健太、H-15 小椋暁人、H-22 大橋海人、H-24 加藤嵐。
同時開催の女子6スター 「ハンター・ポーツ・ニューキャッスル」では、R-60のH-5 に武知実波、R-48のH-2に大村奈央がクレジット。サーフィン大国オーストラリアでの彼らの戦いは続く。頑張れ日本！
明日は、現地時間午前8時スタートを目指し、午前 7時半にネクストコール。
http://burtonprojunior.prosurfinglive.com/live.php
