ビラボン・パイプ・マスターズにおける2013年のASPトップ34クオリファイへのシナリオ 


The Banzai Pipeline © ASP/ SCHOLTZ

昨日、ドラマチックなエンディングによる、今シーズン最後のASPプライム・イベント「バンズ・ワールド・カップ」が終了した。しかし、2013年のASPトップ34へクオリファする選手はまだ確定していない。2013年のASPトップ34は、年末のASPワールド・チャンピオンシップ・ツアー(WCT)ランキング上でのトップ22のサーファー、年末のASPワールド・ランキング上でWCTランキングのトップ22を除いたトップ10サーファー、そして2名のASPワイルドカードで構成される。

 

ASP WCTランキングは、全10試合行われるイベント結果のベスト8で決定される。現在のASP WCTランキング上のカットオフポイントは15,250ポイントで、マット・ウィルキンソン(AUS)がそのラインを保持する。ASPトップ34サーファーにとってのASPワールド・ランキングは、2012年のASP WCT、ASPプライム、ASPスター・イベントのトップ8の結果から形成される。そして彼らは、 ASP WCTイベントから彼らのベスト3の結果をカウントすることを許される。

 

また、ASPトップ34ではないサーファーにとって、ASPワールド・ランキングは、2012シーズンのASPプライムとASPスター・イベントのトップ8の結果から形成される。ASPワールド・ランキング上のカレント・カットオフポイントは15,820ポイントで、現在ティアゴ・ピレス(PRT)がそのライン上にいる。

 

しかし、27位のパトリック・グダスカス(USA)、30位のヘイター・アルベス(BRA)、ラオニ・モンテイロ(BRA)、36位のウイリアン・カルドゾ(BRA)は、パイプラインで9位以上に入ると、このポジションを追い越すことができる。注意しなくてはいけないのは、ASP WCTランキングのフィニッシュの仕方に従い、ASPワールド・ランキングのクオリファイのシナリオはかなり異なるということ。ビラボン・パイプ・マスターズの勝利者には、10,000ポイントが与えられ、全ての選手に来年のWCTにクオリファイできる可能性が残されているのだ。

 

予報によれば、北西スウェルからシフトするるグッド・サイズのWNWスウェルは、パイプのウエイティング期間のスタートにラインナップ。ハワイ時間の土曜日からサイズアップし、日曜日にピークを迎え、月曜日にサイズダウン。更なるWNWスウェルは、14日から15日あたりに予想されている。ビラボン・パイプ・マスターズは、12月8日から20日まで。ケリー、パーコ、ファニングといったトップ3の選手によって争われる今世紀最大のワールドタイトル争いを見逃すな!

 

ビラボン・パイプ・マスターズの日本語放送はこちらから。

http://vanstriplecrownofsurfing.com/billabongpipemasters2012/live-jp