HICプロがスタート。12フィートのサーフ・ステージをセットする。

HICプロがスタート。12フィートのサーフ・ステージをセットする。 


Myles Padaca, former champion of the HIC Pro. By Bernie Baker

 

サンセット・ビーチ、ノースショア、オアフ、ハワイ(2012年11月4日日曜日)賞金総額100万ドルのバンズ・トリプルクラウン・サーフィン・シリーズのオフィシャル・ローカル予選であるASP4スターイベント「HICプロ presented by Vans.」がスタート。イベントはサンセット・ビーチのエクセレントな8-12フィートのコンディションでトライアルからスタート。ラウンド1終了後、ラウンド2であるラウンドオブ128のヒート8までが終了した。

サンセット・ビーチは、より経験豊富な、慣れたコンペティターが実力を発揮する傾向にあるが、今日のコンディションでは、まさにそれが証明された。このイベントのチャンピオンである、サンセット・ローカルのマイルス・パダカとパンチョ・サリヴァンは、お手本のようなヒートをサーフィンした。パダカはカウアイのカマレイ・アレキサンダーとともに勝ち上がった。

「年齢と経験は、ここではアドバンテージになる。今日、実をいうとトライアルかスタートしたいと思っていたんだ。波は本当に素晴しい。とてもクリーンで僅かな風があり、そして、ビッグドロップ。オールタイム・セッションだったよ。」

 

Pancho Sullivan, former champion of the HIC Pro. By Bernie Baker

 

このイベントの元ファイナリストであるカマレイ・アレキサンダーは、サンセットが、スモール・ウェイブでコントロール出来るトリック・マニューバーの通用しない、パワーとクリティカル・カーヴィング・ターンの場所であるという事実を楽しんでいるようだった。「エアリアルをここでやっても勝てはしない。」と、アレキサンダーが言った。「マイルスが言ったように、ここで多くのサーフィンを重ねる事で、サンセットがどのようにブレイクするかが理解出来る。人生最高のライディングをするか、溺れるか紙一重のところなんだ。だから、シーズンの初ヒートをクリア出来たってことは、苦境を脱することが出来たようなものさ。トライを続けて、楽しい時間を過ごすつもりだよ。トップシードの選手でない利点の一つは、早いラウンドから出て、ここでたくさんサーフィン出来るってことなんだ。」

 

また、本日のハイエスト・シングル・ウェイブ・スコア9.27ポイントを記録したのは、チャーリー・キャロル(ワイアナエ)、ハイエスト2ウェイブ・ヒート・スコア15.57をマークしたのは、マウイ島のオラの弟であるマカナ・エレオグラム。16才のカリフォルニア・サーファー、スキップ・マカルーも素晴しいパフォーマンスを披露した。

 

今回のASP4スターイベント「HIC PRO presented by VANS」には、近年希に見る数のジャパニーズサーファーがエントリー。ROUND of 64のヒート5に大野修聖、ROUND of 96のヒート8に林健太、ヒート12に田中樹、ヒート14に北田力也、ヒート15に田嶋鉄兵と高橋健人、ROUND of 128のヒート5に寺井裕人、ヒート8に稲葉玲王、ヒート10に田中譲、ヒート11に脇田貴之、ヒート12に川畑太志、ヒート16に 佐藤魁が参戦予定。本日は、ROUND of 128のヒート5に寺井裕人、ヒート8に稲葉玲王が登場したが、寺井は4位敗退。稲葉は3位敗退となった。

 

コンテストは明日の午前8時に、素晴しいコンディションで再開されるだろう。

 

イベントは4日間開催予定で、本日はその初日。ウエイティング期間は11月10日まで。11月6日火曜日は休日でコンテストは行われない。

オフィシャルサイトではライブ中継が行われています。

http://www.vans.com/eventsites/hic-pro/