ASP4スター「BILLABONG PRO TAHARA 」大会4日目。 ベスト8が決定。明日がいよいよファイナル。


ASP4スター「BILLABONG PRO TAHARA 」大会4日目。
ベスト8が決定。ファイナルデイに 4名のサムライが残る。 


林健太 photo:s.yamamoto

 

国内最大級のサーフィンコンテストとなるASP 4 スターイベント「BILLABONG PRO TAHARA presented by XPERIA Sony Smartphone」は大会4日目。7月25日から29日までの期間、愛知県田原市にて3年振りに開催されるイベントは、今シーズンの日本国内におけるサーフィン・イベントのなかで最も高額な賞金総額$95,000-の一大イベントとなる。

大会4日目は、ロコポイントで午前9時からR-32 がスタート。ラウンドオブ32の8ヒート終了後、ラウンドオブ16の4ヒートが行われ、クオーターファイナル進出のベスト8が決定した。今日の天候は晴れ。風は南東、波はモモ腰、腹ぐらい。波数も減り、かなり厳しいコンディション。ロータイド時にブレイクした、セットのコンパクトなライトブレイクも、午後の満潮時はインサイドのショアブレイクの厳しい戦いが強いられた。

昨日、活躍した日本のサムライ達は、今日のラウンドで次々と敗退。そんな中で日本人サーファーとして、クオーターファイナルに駒を進めたのは、世界で培ったサーフィンを見せるサムライ、マー大野こと大野修聖。今シーズンの海南島の4スターでも活躍し、存在感を世界にアピールした林健太。海外ツアーから帰国し、今回の田原に参戦している田嶋鉄兵。そして、ASPジュニアツアー・サーファーとして世界を転戦し、今年4月にカリフォルニアのハンティントンビーチで行われたプロジュニアでセミファイナル進出し7位に入った大橋海人の4名だ。

明日のクオーターファイナルは、ヒート1に、2007年の田原の6スターで日本人最高位となった、田原との相性が良い林健太と、大野修聖という好カードがいきなりやってくる。このスモールコンディションでは林健太が有利といった予想をする声が大半を締めているようだ。しかし、想像以上の多くのファンを味方に付けた世界のマー大野が、林健太を相手にどんなサーフィンを見せてくれるか非常に楽しみなところである。

また、第2ヒートでは今回のイベントで絶好調であるインドネシアのハイリル・アンワーと田嶋鉄兵が対戦。第3ヒートでは、同じく絶好調のハワイのイズキール・ラウと、ラウンドオブ16でドラマチックな逆転劇を演じたダレン・ターナーが対戦。そして、第3ヒートでは、今回バックハンドが冴えている大橋海人がトーマス・ウッズ(AUS)と対戦する。どのヒートも見逃せない!

 

明日は8:30AMにファーストコール。クオーターファイナルからスタート予定。

 

「BILLABONG PRO TAHARA presented by XPERIA Sony Smartphone」

QFヒート1:林健太(JPN)対 大野修聖(JPN)
QFヒート2:ハイリル・アンワー(IND)対 田嶋鉄兵(JPN)
QFヒート3:イズキール・ラウ(HAW)対 ダレン・ターナー(JPN)
QFヒート4:トーマス・ウッズ(AUS)対 大橋海人(JPN)

 

このイベントはインターネットでライブを配信。
http://www.billabongpro.com/tahara12/

 

4★「Billabong Pro Tahara」大野修聖。小波でもレールトゥーレール。止まらないサーフィン。これを覚えないと世界では戦えない。
4★「Billabong Pro Tahara」林健太。得意のエアー。ボードコントロールが上手い健太。さらに、演技のバリエーションの豊富さが強み。
4★「Billabong Pro Tahara」Ezekiel Lau。身体のでかいEzekiel Lau。小波でもコンパクトに身体を折り曲げスプレーを上げる。身体が柔らかいからできること。
4★「Billabong Pro Tahara」大橋海人。僅差の戦い。終了寸前に波をもぎ取り逆転ラウンドアップ。Good Job !
4★「Billabong Pro Tahara」辻裕次郎。縦をうまく使ったサーフィンだったものの、攻めが単調となった。R-16で敗退。
4★「Billabong Pro Tahara」加藤嵐。結果、先輩たちにガッツリ押さえこまれた嵐。自分のサーフィンすらさせてもらえなかった。これも修行。R-32で敗退。
4★「Billabong Pro Tahara」田嶋鉄兵。積極的に攻めた鉄兵。エアーだけでなく、レールワークをも強化している。
4★「Billabong Pro Tahara」田中樹。R-32では小波でも樹らしく戦ってアップするも、R-16ではその波すら来ず敗退。
4★「Billabong Pro Tahara」ヒート前の辻裕次郎、田嶋鉄兵。
4★「Billabong Pro Tahara」仲村拓久未。波を選べていなかった。いつものスピーディーな攻めが見られずR-32で敗退。

 

 

■大会名称:BILLABONG PRO TAHARA presented by XPERIA Sony Smartphone
■開催期間:2012年7月25日(水)から 7月29日(日)
■開催場所:愛知県田原市赤羽根町大石海岸(ロングビーチ)または赤西海岸(ロコポイント)

For further info on BILLABONG PRO TAHARA contact ASP Japan Branch:
ASPジャパン事務局
〒251-0037 神奈川県藤沢市鵠沼海岸2-16-2 1F
電話:0466-30-2888 FAX: 0466-30-2889
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