ASPプライム「ミスター・プライス・プロ・バリート」がスタート。

ASPプライム「ミスター・プライス・プロ・バリート」がスタート。
大野修聖が幸先の良いスタートを切る。


Masatoshi Ohno © Kelly Cestari / Mr Price
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2012年7月3日火曜日、ウィラード・ビーチ、バリート、サウス・アフリカ。本日よりASPプライム「ミスター・プライス・プロ・バリート」 が南アフリカでスタート。昼近くになりオンショアとハイ・タイドの影響でコンディションが悪化したため、ラウンドオブ96の9ヒートまでで本日のスケジュールは終了となった。

ASPプライム・イベントは、世界各地で開催されるASPトップ34のみで戦うワールド・ツアー・イベントに次ぐもの。今年9戦行 われるプライムはスターイベントを越えた獲得賞金,獲得ポイントが用意された極上のイベント。WTサーファーや、ワールドランキングで上位の選手のみに出場が許されるイベントで、ある意味ワールドツアーよりも面白いサーフィンが繰り広げられる。

ASPプライム「ミスター・プライス・プロ・バリート」 は、サーフィン・イベントとビーチ&ミュージック・フェスティバルの複合型イベント。ビーチ・エンターテイメント、エクストリーム・スポーツ、キッズプログラムなどをフィーチャーするビーチ・フェスティバル。週末にはミュージック・コンサートも開催される。

 

今回のイベントには、日本から大野修聖(おおの・まさとし)が出場。ウィゴリー・ダンタス、タナー・グダスカス、ティミー・レイズといった強者とラウンドオブ96のヒート2で対戦した。大野修聖はヒート開始とともにダブルアップするライトブレイクにテイクオフ。素晴しいリエントリーでフィニッシュすると5.83をスコア。幸先の良いスタートを切る。

大会会場右奥の岩の手前で割れるポイントブレイク。癖のある波での闘いに各選手ともウェイブセレクションに手こずっている様子だった。そんな中でもマー大野は、更に4.33をスコアしてヒートスコア10.16で前半をトップで折り返す。安定感のあるサーフィンでポイントを重ねる大野は、後半に入るとヒートのベストウェイブを掴み、深いボトムターンとオフザトップのコンビネーションで素晴しいチャージを見せ、最後のクローズアウト・セクションでは物凄いリエントリーをコンプリートさせ8.10をスコア。ヒートスコアを13.93とし、圧倒的な試合運びでトップでラウンドアップを果たした。

また、今回のイベントには、辻裕次郎も出場。ラウンドオブ96のヒート22にクレジット。辻はグレン・ホール(IRL)ジョナサン・ゴンザレス(CNY)ジャノ・ベロ(BRA)と対戦する。

 

ネクストコールは明朝7時(日本時間14時)。ライブ中継も行われているので,みんなでマーと裕次郎を応援しよう。

 

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