韓国初のASPイベント「MURASAKI QUIKSILVER JEJU OPEN 」はコナー・オレアリー(AUS)が優勝。

【速報!】韓国初のASPイベント「MURASAKI QUIKSILVER JEJU OPEN 」でコナー・オレアリー(AUS)が優勝。 


ファイナルは先攻逃げ切り!今回は波のサイクルがバッチリ合ったコナー。photo:s.yamamoto

済州特別自治道、済州島 中文海岸(2012年 6月16日土曜日)

韓国初のASPイベント「MURASAKI QUIKSILVER JEJU OPEN 」 が終了。18歳のコナー・オレアリー(AUS)がオール・オージーとなったファイナルで、元WCT選手のネイザン・ヘッジ(AUS)を下して優勝した。今日の天候はおおむね晴れ。風はサイドオフショアで面は綺麗だがサイズは昨日からダウンし腰腹セット胸ぐらい。朝は満潮でトリッキーなコンディションでR-32 ヒート7からスタートとなった。そのため、思うような波を掴むことが出来ず敗退する選手が続出。そんな中で優勝候補のひとりだった田中英義がファーストラウンド敗退という番狂わせが発生。R16では大澤伸幸、辻裕次郎、仲村拓久未、大橋海人,脇田貴之といった選手が姿を消した。

クオーターからはマンオンマン。加藤嵐、ネイザン・ヘッジ、田中樹といった選手が好調なサーフィンを見せて、セミファイナル進出を決めた。しかしクオーター最終ヒートはウネリが入らずウェイティング。そして夕方5時近くに試合が再開されたが、トリッキーなコンディションに田嶋鉄兵が後半の追い上げも届かず、コナー・オレアリー(AUS)に僅差で敗退となった。

その後の上げ潮に向けてコンディションも上向き、セミファイナルでは激しいバトルが展開。エクセレント・スコアを2本揃えた田中樹と加藤嵐だったが、更にその上を行くスコアを出したネイザンとコナーに破れ,日本人選手のファイナル進出は惜しくも消えてしまった。

ファイナルは、ネーザン・ヘッジ対コナー・オレアリーのオールオージー対決。ファイナルはクライマックスに相応しいサーフィンが繰り広げられた。ファイナルのスタートから9.00をマークしたオレアリーは、エアリバースを決め、続けて9.5をマーク。ヒートスコア18.5という、ほぼ満点に近いスコアで終始リードを奪い,試合を優位に進め、元WCT選手のネイサン・ヘッジを抑え見事優勝した。

MURASAKI QUIKSILVER JEJU OPEN of Surfing Contest の公式ウェイティング期間は2012年6月14日から6月18日まで設けられている。サーフメディアでは今回の大会も現地から最新情報をお届けしました。(撮影、キャプション:山本貞彦)

 


2位はネイザン・ヘッジ。レールワークはやはり上手いがエアーが無いのが敗因となった。photo:s.yamamoto

攻めた加藤嵐。一歩及ばずの3位。課題ははエアーの精度を上げること。photo:s.yamamoto
田中樹。今回は3位。しかし、最後まで波を選びに選んで、Connerを追い込んだ。photo:s.yamamoto

 

ASP 2★「MURASAKI QUIKSILVER JEJU OPEN of Surfing Contest」
優勝:Connor O’Leary(AUS)、2位 Nathan Hedge (AUS)、3位:加藤嵐 (JPN)、田中樹 (JPN)
5位 高橋健人 (JPN)、椎葉順 (JPN)、林健太 (JPN)、田嶋鉄兵 (JPN)

 

その他の写真はこちらからご覧下さい。

http://twitpic.com/photos/SURFMEDIA_LIVE

 

「Murasaki QUIKSILVER JEJU OPEN」は、2012年 6月 14日から18日に開催され、下記公式サイトにてイベント通してライブ中継されました:

http://www.aspjapantour.com/webcast/2012/jeju/index.php?rLingua=jp

ツアーに関して更に詳しい情報は下記サイトを参照願います:

http://www.aspjapantour.com/