クイックシルバー・サクアレマ・プライムはベスト８が決定。
サクアレマ、リオデジャネイロ/ブラジル（2012年5月26日土曜日）
ブラジルのリオデジャネイロで開催中の2012 ASPプライム・シリーズ第4戦「2012クイックシルバー・サクアレマ・プライム presented by Coca-Cola」は大会5日目。ロング・レフトのイタウナ・ビーチのポイントブレイクの3-5フィートレンジのコンディションでベスト８が決定。ファイナルデイとなる明日には、優勝賞金40,000ドルと6,500のASPワールド・ランキング・ポイントを獲得するウイナーが決定するだろう。
2011年のクイックシルバー・サクアレマ・プライム・イベント勝利者であるカイ・オットン（AUS）は、今回のイベントでも絶好調。得意のフォアハンドを素晴しいレフトハンダーで披露した。「パース・スタンドリック（AUS）とのヒートは、緊張していたよ。」と、カイ・オットンが言った。「僕はこのイベントで既に彼と戦って勝っていたので、彼がリベンジに燃えているだろうと思っていたんだ。昨日はレイデイになってけど良い波が割れていたんだ。でも今日のほうがもっと良くなった。より大きなセットが入ってきたからね。自分の掴んだ今日の2本は，イベントを通してベストだったと思う。明日のファイナルも良い波でやりたいね。そして，今年も優勝をしたいと思っているよ。」オットンは、クオーターでヤング、ハワイアン・サーファーのセバスチャン・ジーツと対戦する。
今日のハイエスト・スコアリング・シングル・ウェイブ9.57を叩き出したのは，コロヘ・アンディーノ（USA）。クラシックなチューブライドでジーン・ダ・シルヴァ（BRA）を粉砕した。「セットが来るのを本当に長い時間待っていたので、 あのバレルが現れたとき信じられない感じでしたね。」と、コロヘ・アンディーノが言った。「サーフボードが助けてくれました。レイルをセットして、バレルをメイクできたんです。このコンテストは最高に楽しいですね。波も良いし，明日もこのコンディションをキープしてもらいたいですよ。」
また、トップ・シードサーファーのガブリエル・メディーナ（BRA）は、カナリア島のジョナサン・ゴンザレスに対しドラマを演じた。ヒート中盤でサーフボードを折ってしまったメディーナは，サーフボードを交換するために，岸まで長い時間かけて泳がなければならなかった。大事な時間を失ったメディーナだったが，ラストウェイブで2つの巨大なフロントサイド・エアを決めてラウンドアップを果たした。
「強烈でしたね。」と、ガブリエル・メディーナが言った。「ひどい目に遭いましたけど、タイトル獲得を目指します。家族が応援に来てくれていて，みんなの協力があって本当に助かっているんです。明日はマット（ウィルキンソン）とのヒート。最高のヒートになりそうですね。彼はモダン・マニューバーが得意なサーファーなので彼とのヒートが楽しみです。」
ファイナルデイは、現地時間で午前8時30分（日本時間夜8時半）スタートの予定だ。
クイックシルバー・サクアレマ・プライムてクオーターファイナル：
ヒート1：カイ・オットン（AUS）対セバスチャン・ジーツ（HAW）
ヒート2：コロヘ・アンディーノ（USA）対アレックス・リベイロ（BRA）
ヒート3：マット・ウィルキンソン（AUS）対ガブリエル・メディーナ（BRA）
ヒート4：ネイザン・ヨーマンズ（USA）対キアヌ・アシン（HAW）
ラウンドオブ16結果：
ヒート1：セバスチャン・ジーツ（HAW）11.10 x 10.94ヒズノメ・ベテーロ（BRA）
ヒート2：カイ・オットン（AUS）16.27 x 8.50パース・スタンドリック（AUS）
ヒート3：コロヘ・アンディーノ（USA）16.74×8.90ジーン・ダ・シルヴァ（BRA）
ヒート4：アレックス・リベイロ（BRA）15.07 x 11.16ロメイン・コロワトール（FRA）
ヒート5：マット・ウィルキンソン（AUS）8.96 x 8.33ウイリアン・カルドゾ（BRA）
ヒート6：ガブリエル・メディーナ（BRA）13.10 x 11.66ジョナサン・ゴンザレス（CNY）
ヒート7：キアヌ・アシン（HAW）12.67 x 12.63ウィゴリー・ダンタス（BRA）
ヒート8：ネイザン・ヨーマンズ（USA）13.10 x 9.67フリーペ・トリード（BRA）
ライブ・ブロードキャスト：
http://www.quiksilver.com.br/primesaquarema12/
