ビラボン・リオ・プロはベスト8が出揃う。

ビラボン・リオ・プロはベスト8が出揃う。 


Joel Parkinson (AUS): ASP/DUNBAR
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バーハ・ダ・チジュカ、リオデジャネイロ/ブラジル(2012年5月15日火曜日)ASPワールド・チャンピオンシップ・ツアー・イベント第3戦「ビラボン・リオ・プロ」は大会7日目。コンテストは再びプライマリ会場であるバーハ・ダ・チジュカのパワフルなビーチブレイクで再開。3~5フィート(1-1.5メートル)のバレル・バトルが再燃し、ハイパフォーマンス・ビーチブレイク・サーフィンの限界をプッシュするワールド・ベスト・サーファーのための理想的なキャンバスが提供された。

ジョエル・パーキンソン(AUS)がハイエスト・ヒートトータル

現在ASPワールドNo.5のジョエル・パーキンソン(AUS)は、ラウンド4敗退後、ラウンド5では2本のディープなバレルをすり抜け,ハイエスト・ヒートトータル 18.33をスコアし,パワーハウスであるジョディ・スミス(ZAF)を下してクオーターファイナル進出を果たした。「待ちに待た最高のヒートだったね。あの1本で物凄いかもって思ったよ。」と、パーキンソンが言った。「更にもう1本手に入れて,逆にジョディは全く良い波を掴めなくて最悪だったね。波は自分のホームのようで最高の波だったよ。結構ダンパーでエアドロップでチューブイン。走るラインを探すのが難しかった。ブラジルで2本の9ポイント・バレルを手入れるなんて考えても見なかったよ。」パーキンソンはクオーターファイナルでティアゴ・ピレス(PRT)と戦う。

ジョシュ・カー(AUS)もディープバレルで17.84をスコア。

午後のバレル・コンディションで明らかにリズムを掴んでいたのがジョシュ・カー(AUS)。ディープ・バレルを含む卓越したパフォーマンスで、ヒートトータル17.84をマーク。イベント・チャンピオンのエイドリアーノ・デ・スザ(BRA)とジェレミー・フローレス(FRA)をラウンド5まへ追いやった。ジョシュ・カーは、そのヒートの前半にスコアされたデ・スザのパーフェクトな10ポイント・ライドに刺激を受けた事を認めた。

「僕はエイドリアーノの波を見たよ。我々は他のみんなとは異なるスポットで波を待っていたんだ。」と、カーが言った。「リトル・バックドア・シュートアウトになるとは思っていなかったよ。いくつかの良い波を掴んで最高だった。」カーは、クオーターファイナルNo.4でエイドリアーノ・デ・スザ(BRA)と再び戦う。

 

Adriano de Souza (BRA) : ASP/DUNBAR
エイドリアーノ・デ・スザが10-ポイント・ライド

エイドリアーノ・デ・スザは、クリティカル・フォアハンド・バレル・ライドでイベント唯一のパーフェクト10-ポイント・ライドを記録した。10ポイントをスコアしたにもかかわらず、デ・スザはそこで昨年のファイナルのリマッチとなるタジ・バロウ(AUS)と対戦。タフなバトルを競り勝ちクオーターファイナル進出を決めた。「僕はライトに的を絞っていたんだ。でも小さいチャンネルがあって、レフトへ行った。」と、デ・スザが言った。「運が僕のほうに向いているね。最高だよ。波は本当にハードだった。このヒートをメイク出来て最高だよ。」

デ・スザは、クオーターファイナルに進出することで、ディフェンディング・チャンピオンであるプレッシャーが軽減した事を認め,この勢いをファイナルデイに繋げたいと語った。「クオーターまで勝ち上がれて、プレッシャーが少し和らいだよ。」と、デ・スザが言った。「ディフェンディング・チャンピオンで、このイベントでは本当に良い結果を残したいんだ。フィジーにプレッシャーなしで行きたいからね。ギャラリーが僕をファイナルまで押し上げてくれると思うよ。」

 

John John Florence (HAW) © ASP/ Dunbar
大逆転のジョン・ジョン・フローレンス(HAW)

ジョン・ジョン・フローレンス(HAW)は、ラウンド4の激しいバトルで,終了間際の素晴らしい大逆転劇でクオーターファイナル進出を決めた。バックハンドのエアリバースを決め、エクセレント・スコアをマークしたジュリアン・ウィルソン(AUS)に,コンビネーションに追い込まれていたフローレンスは、大きく口を開いたロングバレルをメイクして9.63をスコア。更に終了間際にもう一つのバレルを見つけて8.10をスコア。大逆転でクオーター進出を決めた。

「タジ(バロウ)とジュリアン(ウィルソン)。ふたりとも一緒のヒートになりたくない選手ですよね。」と、フローレンスが言った。「風が強かったですね。最初はエアをして、ヒートを楽しもうとしていました。そのあと風が止まって、僕はヒートの中盤にかなりまともなバレルを手に入れたんです。そして最後にもう一つのバレルをメイクして,残り時間は10秒を切ってましたね。ビーチに戻ってきた時は逆転出来たかどうか分かりませんでした。」フローレンスは、クオーターファイナルでジュリアン・ウィルソン(AUS)と再び戦う。

その他に、アレホ・ムニーツ(BRA)は、ラウンド4でオーストラリア・アイコンのミック・ファニング(AUS)とジョエル・パーキンソン(AUS)を押しのけ,クオーター進出を決め,ティアゴ・ピレス(PRT)もタヒチアン・チャージャのミシェル・ボウレズ(PYF)とジョディ・スミス(ZAF)を抑えて、クオーターファイナルへ勝ち上がっている。

イベント主催者は、明日、午前6時30分に再びファーストコール。午前7時のスタートを目指す。

 

ビラボン・リオ・プロ・クオーターファイナル:
QF 1:ティアゴ・ピレス(PRT)対ジョエル・パーキンソン(AUS)
QF 2:アレホ・ムニーツ(BRA)対ミック・ファニング(AUS)
QF 3:ジョン・ジョン・フローレンス(HAW)対ジュリアン・ウィルソン(AUS)
QF 4:ジョシュ・カー(AUS)対エイドリアーノ・デ・スザ(BRA)

ビラボン・リオ・プロ・ラウンド5:
ヒート1:ジョエル・パーキンソン(AUS)18.33 def.。ジョディ・スミス(ZAF)7.00
ヒート2:ミック・ファニング(AUS)14.00 def.。ミシェル・ボウレズ(PYF)7.20
ヒート3:ジュリアン・ウィルソン(AUS)11.43 def.。ジェレミー・フローレス(FRA)10.77
ヒート4:エイドリアーノ・デ・スザ(BRA)12.73 def.。タジ・バロウ(AUS)7.90

ビラボン・リオ・プロ・ラウンド4:
ヒート1:ティアゴ・ピレス(PRT)14.40、ジョディ・スミス(ZAF)12.67、ミシェル・ボウレズ(PYF)7.50
ヒート2:アレホ・ムニーツ(BRA)11.90、ミック・ファニング(AUS)11.43、ジョエル・パーキンソン(AUS)10.73
ヒート3:ジョン・ジョン・フローレンス(HAW)17.73、ジュリアン・ウィルソン(AUS)17.50、タジ・バロウ(AUS)13.20
ヒート4:ジョシュ・カー(AUS)17.84、エイドリアーノ・デ・スザ(BRA)14.10、ジェレミー・フローレス(FRA)5.97

ビラボン・リオ・プロ・ラウンド3:
ヒート3:ジョディ・スミス(ZAF)17.37 def.。コロヘ・アンディーノ(USA)6.33
ヒート4:ミック・ファニング(AUS)13.00 def.。ビード・ダービッジ(AUS)4.17
ヒート5:アレホ・ムニーツ(BRA)13.34 def.。ヘイター・アルベス(BRA)8.50
ヒート6:ジョエル・パーキンソン(AUS)13.07 def.。ピーターソン・クリサント(BRA)12.67
ヒート7:タジ・バロウ(AUS)14.50 def.。パトリック・グダスカス(USA)13.70
ヒート8:ジョン・ジョン・フローレンス(HAW)16.23 def.。ミゲール・プポ(BRA)14.14
ヒート9:ジュリアン・ウィルソン(AUS)15.90 def.。C.Jホブグッド(USA)8.94
ヒート10:ジョシュ・カー(AUS)10.73 def.。アダム・メリング(AUS)7.33
ヒート11:ジェレミー・フローレス(FRA)13.33 def.。エイドリアン・バカン(AUS)10.17
ヒート12:エイドリアーノ・デ・スザ(BRA)15.10 def.。トラヴィス・ロギー(ZAF)11.77

 

 

 

 

 

 

オフィシャル・サイト:www.billabongpro.com