トップ・シード選手が、リップ・カール・プロ・ベルズ・ビーチをコントロールする

トップ・シード選手が、リップ・カール・プロ・ベルズ・ビーチのオープニング・ラウンドをコントロールする(4/3)

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ベルズ・ビーチ、ビクトリア/オーストラリア(2012年4月3日火曜日)本日からオーストラリアのビクトリア州、ベルズ・ビーチでASPワールド・チャンピオンシップ・ツアー・イベント第2戦である「リップ・カール・プロ・ベルズ・ビーチ presented by Ford Ranger」がスタートした。ウエイティング期間の初日となった本日は,ベルズ・ビーチのプライマリ会場でクリーンな3~4フィートのコンディションを利用し男女のラウンド1が行われた。シーズン・オープニングのオーストラリア・レッグを締めくくるリップ・カール・プロ・ベルズ・ビーチの大会初日は、トップ・シードの選手が変動するコンディションで行われたオープニング・ラウンドを支配した。

オーウェン・ライト(AUS)ハイエスト・ヒート・トータルを記録

昨年のASPワールドランキングNo.3のオーウェン・ライト(AUS)は、パトリック・グダスカス(USA)とビード・ダービッジ(AUS)と対戦となったオープニング・ラウンドで、センセーショナルなフォームを見せ,17.93のハイエスト・ヒート・トータルを記録した。「スイッチが入った感じですね。」と,ライトが言った。「ファーストヒートを見ていて,それはスローだと思ったので,僕たちのヒートはオンだって考えたんです。ベルズは,いつも早いヒート,遅いヒート,早いヒートとなるんです。リズムを掴んで,何本かのスリッドなスコアを手に入れることが出来て良かったです。」

ASPワールド・チャンピオンシップ・ツアーでベスト・パフォーマンスを見せるグーフィー・フッターの一人であるライトは、1999年のASPワールド・チャンピオンであるグーフィー・レジェンドのマーク・オクルーポ(AUS)からインスピレーションを受けている。偶然にもオクルーポは,1998年にリップ・カール・プロ・ベルズ・ビーチで優勝した最後のグーフィー・フッターである。

「調子が良い感じですね。先週のマーガレット・リヴァーでオッキーを見て,多くのインスピレーションを受けたんです。」と、ライトが言った。「彼は45歳なんですけど、まだサーフィンの限界をプッシュしている。そして、彼の勝ち上がる姿を見ることが本当にエキサイティングでした。今回の板は,そんなオッキーに刺激されて,少しボリュームのあるものにしたんです。新しいフィンも手に入れ、素晴らしいコンビネーションなんです。ちょっと勢いを感じています。」

ジョエル・パーキンソン(AUS)がエクセレントスコアをマーク。

2011年のASP世界第2位で、リップ・カール・プロ・ベルズ・ビーチのディフェンディング・チャンピオンであるジョエル・パーキンソン(AUS)は、なぜ彼がベルズ・ボウルで最も素晴らしいサーファーであるかをエクセレントな9,27をスコアすることで示し,ラウンド3へダイレクトに勝ち上がった。「ベルズは、確かに静寂な姿を見せることがある。」と、パーキンソンが言った。「今日は凄く良い波があったけど、かなりスローだったかも。あの小さいベルズ・ボウルの波は夢のように楽しかったよ。僕がやりたいことは何でも出来る波だった。」

ジョディ・スミス(ZAF)は辛くもラウンドアップ

ベルズ・ボウル・スタイルマスターを継承するカレントASPワールドNo.3のジョディ・スミス(ZAF)は、波数の極端に少なかったオープニング・ラウンド・ヒートを終了間際に見せた、いくつかのエクセレントなサーフィンで生き残った。「ラフでしたね。」と、スミスが言った。「キーレン(ペロー)とフレディー(パターチア)はリンコンでヒートをスタートさせて、僕はボウルでスタートしたのが上手くなかったんです。最後の数分まで煮つまった状態で、最後のセットでミスは絶対に許されない状況でしたね。今週は良い波がやって来るみたいで,一貫したコンディションでやりたいね。」

ケリー・スレーター(USA)がベスト・シングルスコアをマーク。

11XASPワールド・チャンピオンであるケリー・スレーター(USA)は、ヒート終了間際に本日のハイエスト・シングル・ウェイブ・スコアとなる9.50をスコアして,オープニング・ラウンドを生き残った。「最後の4分で全てが決まった感じで面白かったよ。」と、スレーターが言った。「ヒート全体でリズムを掴めなかったんだ。高得点が出せる波がなかったんだ。ベルズの特徴というか。でも最後に逆転出来るだけの波をつかむチャンスが残されていたんだ。」

エイドリアーノ・デ・スザ(BRA)

シーズン・オープニング・イベントで見事なファイナルを演じたカレントASPワールドNo.2のエイドリアーノ・デ・スザ(BRA)は、今日のラウンド1でも非常に安定感のあるサーフィンを見せた。「僕自身、ゴールド・コーストで良い結果を残せて、今日のファースト・ラウンドでも勝つことが出来て本当に嬉しいです。」と、デ・スザが言った。「先週はここでたくさん良い波に乗ったんです。今回は早くに現地入りし,ボードの調整をして,コンディションに慣れることに努力していたのが良かったんだと思いますよ。

「僕は、初のブラジリアン・ワールド・チャンピオンに挑むことに関してプレッシャーを全く感じません。」と、デ・スザが言った。自分のことをするだけです。シーズンの終わりにレースに残っているかどうかってことですよ。僕はいまベルズに集中して、次のヒートに集中します。ここまで僕のパフォーマンスに満足です。」

今日の午後、コンディションが悪化したためにイベント主催者はヒート9でコンテストを終了、明日のより良いコンディションでのコンテスト再開を選択した。メンズ・コンペティションが再開するとき、ラウンド1のヒート10でミシェル・ボウレズ(PYF)、ダミアン・ホブグッド(USA)、C.J.ホブグッド(USA)(32)が登場する。

女子はクリーンな3~4フィートのコンディションでラウンド1が終了。昨年のイベントチャンピオンであるサリー・フィッツギボンズ(AUS)が18.84をスコアしてラウンドアップ。ASPウイメンズ・ワールド・チャンピオンのカリッサ・ムーア(HAW)も彼女の卓越したフォームを披露してダイレクトにラウンド3へ勝ち進んだ。一方で、17歳のレイキー・ピーターソン(USA)が、4度のASPウイメンズ・ワールド・チャンピオンであるステファニー・ギルモア(AUS)(24)をカウントバックで下す場狂わせも発生した。

予報では,強烈なWSWのグランドスウェルが続く見込みで,水曜日の早くにピークに達し,再び木曜日にサイズアップ,金曜日まで良いサイズをキープするとされている。イベント主催者は、明朝午前7時30分のスタートを目指しコンディションをチェック。午前7時にファーストコールする。

RIP CURL PRO BELLS BEACH ROUND 1 MATCH-UPS:
Heat 1: Jordy Smith (ZAF) 15.60, Kieren Perrow (AUS) 12.10, Fredrick Patacchia (HAW) 11.17
Heat 2: Owen Wright (AUS) 17.93, Patrick Gudauskas (USA) 14.97, Bede Durbidge (AUS) 13.50
Heat 3: Adriano de Souza (BRA) 16.00, Raoni Monteiro (BRA) 8.67, Taylor Knox (USA) 4.17
Heat 4: Joel Parkinson (AUS) 17.27, Kai Otton (AUS) 12.23, Adam Melling (AUS)
Heat 5: Nic Muscroft (AUS) 16.07, Kolohe Andino (USA) 14.06, Burrow (AUS) 11.10
Heat 6: Kelly Slater (USA) 13.70, Brett Simpson (USA) 10.33, Davey Cathels (AUS) 9.77
Heat 7: Jeremy Flores (FRA) 13.10, Julian Wilson (AUS) 10.23, Yadin Nicol (AUS) 6.66
Heat 8: Mick Fanning (AUS) 14.76, Gabriel Medina (BRA) 12.10, Jadson Andre (BRA) 9.80
Heat 9: Travis Logie (ZAF) 10.93, Adrian Buchan (AUS) 10.90, Josh Kerr (AUS) 8.50

REMAININING RIP CURL PRO BELLS BEACH ROUND 1 MATCH-UPS:
Heat 10: Michel Bourez (PYF), Damien Hobgood (USA), C.J. Hobgood (USA)
Heat 11: Alejo Muniz (BRA), John John Florence (HAW), Tiago Pires (PRT)
Heat 12: Heitor Alves (BRA), Miguel Pupo (BRA), Matt Wilkinson (AUS)

RIP CURL WOMEN’S PRO BELLS BEACH ROUND 1 RESULTS:
Heat 1: Laura Enever (AUS) 15.00, Paige Hareb (NZL) 12.83, Rebecca Woods (AUS) 9.67
Heat 2: Tyler Wright (AUS) 12.77, Malia Manuel (HAW) 11.17, Jacqueline Silva (BRA) 8.30
Heat 3: Lakey Peterson (USA) 14.17, Stephanie Gilmore (AUS) 14.17, Nikki Van Dijk (AUS) 12.90
Heat 4: Carissa Moore (AUS) 16.50, Pauline Ado (FRA) 10.43, Justine Dupont (FRA) 9.40
Heat 5: Sally Fitzgibbons (AUS) 18.84, Coco Ho (HAW) 15.50, Sage Erickson (USA) 11.90
Heat 6: Courtney Conlogue (USA) 15.93, Sofia Mulanovich (PER) 14.17, Sarah Mason (NZL) 12.57

RIP CURL WOMEN’S PRO BELLS BEACH ROUND 2 MATCH-UPS:
Heat 1: Coco Ho (HAW) vs. Rebecca Woods (AUS)
Heat 2: Malia Manuel (HAW) vs. Jacqueline Silva (BRA)
Heat 3: Stephanie Gilmore (AUS) vs. Nikki Van Dijk (AUS)
Heat 4: Sofia Mulanovich (PER) vs. Justine Dupont (FRA)
Heat 5: Paige Hareb (BRA) vs. Sage Erickson (USA)
Heat 6: Pauline Ado (FRA) vs. Sarah Mason (NZL)

 

今日のリップ・カール・プロ・ベルズ・ビーチのハイライトは、http://live.ripcurl.comを通して利用可能である