マット・バンティング(AUS)とニッキ・ヴァン・ダイク(AUS)がジュニアで優勝(2/18)

Australian Openプロジュニアで、マット・バンティング(AUS)とニッキ・ヴァン・ダイク(AUS)が優勝

マット・バンティング(AUS) © ASP/Dunbar

 

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マンリー、NSW/オーストラリア∥(2012年2月18日土曜日)

ASP6スターAustralian Openは大会8日目。男女プロジュニアのファイナルが行われ、男子ではマット・バンティング(AUS)、女子ではニッキ・ヴァン・ダイク(AUS)が優勝した。また6スターイベントでは、ベスト8が決定するも、ジョエル・パーキンソン(AUS)とジョディ・スミス(ZAF)といったトップシード選手が敗退する波乱の展開となった。

マット・バンティング(AUS)の全豪オープンでのフォームは圧倒的なものだった。プロジュニアと6スターのダブルエントリーのバンティングは、午前中に行われた6スターのラウンドオブ16でも、19.33というイベント・ハイエスト・スコアをマークしてクオーターファイナルへ勝ち上がった。そして、テクニカル・エアリアル・ゲームとなったティム・マクドナルド(AUS)とのプロ・ジュニアのファイナルを勝ち取った。

「大喜びです。」と、バンティングが言った。「僕はこの2年間、ASPプロ・ジュニア・シリーズ・イベント優勝を目指してきました。本当に嬉しいです! ティム(マクドナルド)はリップしていましたね。彼とあのようなヒートを持てて、僕にとっては凄く意義のある事でした。だって僕らは大親友なんですよ。明日は、僕が6スターで何処まで出来るか、やって見るつもりです。」

ニッキ・ヴァン・ダイク(AUS)は、2戦連続でASPオーストラレーシア・プロ・ジュニア・シリーズ・タイトルを勝ち取った。ヴァン・ダイクは、彼女のトレードマークであるスムーズなスタイルで、エキサイティングなファイナルにおいて、フィリッパ・アンダーソン(AUS)を破った。

「最高にハッピーです!」と、ヴァン・ダイクが言った。「素晴しいシーズンのスタートになりました。前回も同じような事を言ったかもしれませんが、まだ実感が沸かない感じです。ここで初のオーストラリア・オープンに勝つ事は凄く意義のあることです。ビーチのギャラリーはハンパじゃなかったです。それを見てナーバスになるかもって思いましたが、ヒート中は普通にいられました。波は良かったです。フィリッパ(アンダーソン)はただアンラッキーで、 私が良い波をキャッチしただけです。」

そして、6スターイベントではラウンドオブ16が終了し、8名のクオーターファイナル進出者が決定した。エヴァン・ガイゼルマン(USA)は、絶好調だった親友のコロヘ・アンディーノ(USA)を下しラウンドアップ。ガイゼルマンは全てのグッド・ウェイブを掴み圧勝した。また、アレックス・リベイロ(BRA)はイベント・ナンバーワン・シード選手のジョエル・パーキンソン(AUS)を破る大番狂わせを引き起こした。パーキンソンはスモール・コンディションで奮闘したが、ブラジルのホームブレイクで小波で練習を重ねるリベイロに破れた。その他にアダム・メリング(AUS)を破ったエイドリアン・バカン(AUS)、ミッチ・クルーズ(AUS)を下したビリー・ステアメンド(NZL)もクオーターへ勝ち上がった。

ASP6スターAustralian Open「全豪オープン・サーフィン」は、いよいよ明日がファイナルデイとなる。

Australian Open of Surfing
6STAR / Quarter Finals –
2nd:5th place, 1560Pts, U$3,000

Heat # 1
Aust Open
Quarter Finals
singlet plc name from
White Evan Geiselman USA
Black Alex Ribeiro BRA

 

Heat # 2
Aust Open
Quarter Finals
singlet plc name from
White Billy Stairmand NZL
Black Adrian Buchan AUS

 

Heat # 3
Aust Open
Quarter Finals
singlet plc name from
White Tomas Hermes BRA
Black Matt Banting AUS

 

Heat # 4
Aust Open
Quarter Finals
singlet plc name from
White Jesse Mendes BRA
Black Granger Larsen HAW

 

 

 


 

ASP6スターAustralian Open「全豪オープン・サーフィン」は男女のASP6スター、男女のプロ・ジュニア・スター・イベントが開催され、世界のベスト・サーフ・アスリートのエキサイティングな演技が披露される。この男子6スターイベントには、日本の選手が多数参加。大澤伸幸、辻裕次郎、川畑太志、大橋海人、高橋健人、田嶋鉄兵、林健太が。女子6スターには大村奈央。プロジュニアでは渡辺寛、大原洋人、女子は大村奈央が出場したが、林健太が49位、田嶋が73位でフィニッシュとなった。

今シーズンは多くの日本人サーファーが シーズンスタートから積極的に海外のコンテストに参加しており、日本人の活躍する姿を期待し、エールを送ろう!頑 張れ日本!

 

オフィシャルサイトはこちらです。http://australianopenofsurfing.com/manly12/