オークリー・プロ・ジュニアで、クリサントがウッズを破り優勝。(2/5)

2012オークリー・プロ・ジュニアで、クリサントがウッズを破り優勝。仲村拓久未と新井洋人が13位(2/5) 


 


優勝したピーターソン・クリサント

ノース・ストラドブローク・アイランド、クイーンズランド(2012年2月5日日曜日)オーストラリアのノース・ストラ ドブローク・アイランドで行われていたASPオーストラレーシア・プロ・ジュニア男子ツアー第3戦「2012オークリー・プロ・ジュニア」が終了。ピーターソン・クリサント(ブラジル)が、ジュニア・シリーズ・チャンピオンのトーマス・ウッズ(バーレー・ヘッズ、Qld)を破り優勝した。会場は、昨日に続きライトハンドのポイントブレイクであるシリンダー・ビーチ。若干サイズダウンしたもののファイナルデイに相応しいコンディションでクライマックスを迎えた。

昨年、このイベントで惜しくも2位となったクリサントは、今年そのリベンジを果たした。因縁の対決とも言えるクリサントとウッズ。昨年のバーレー・ヘッズ・プロジュニアのファイナルでもウッズを下したクリサントは、ASPオーストラレーシア・プロ・ジュニアのファイナルで2度もウッズを下したことになる。とはいえ、ASPワールド・ツアーで戦う二人の姿を見るのも、そう遠いことではなさそうだ。

惜しくも2位となったトーマス・ウッズ

 

今日のファイナルでクリサントは彼の最後の波でクリティカルな4.00ライドをスコア、2ウェイブ・ヒート・トータ12.50を記録し、終了間際にウッズから勝利を奪い取った。ニュー・サウス・ウェールズ・セントラル・コースト・ペアのウエイド・カーマイケル(Avoca、NSW)とジェイク・シルヴェスター(ニューキャッスル、NSW)はセミファイナルで破れ3位タイ。また、JSトラクター・ビッグブースト・エクスプレッション・セッションでは、マット・バンティング(NSW)と13才のローカル・スター、イーサン・ユーイングが、カスタムJSサーフボードを獲得した。

 

 

この イベントには、ビラボンWJC に参戦していた加藤嵐、大橋海人、新井洋人、渡辺寛、仲村拓久未に加え、オーストラリアで修行を積む金尾玲生をはじめ、大原洋人、山中海輝、岩渕優太など が参戦していたが、ラウンドオブ32まで勝ち上がったのは新井洋人、渡辺寛、仲村拓久未、金尾玲生の4名。そして、仲村拓久未と新井洋人の2名がラウンドオブ32へ勝ち上がったが、ラウンドオブ16では二人とも4位で敗退。総合13位で終わった。

盛り上がりを見せている真夏のオーストラリア。いよいよASPジュニア・イベントからスターイベント,そしてワールドツアーへとクライマックスを迎える。そして2月8日から12日までクイーンズランドのバーレーヘッズでは4スター「Breakaバーレープロ」が開催される。

これには4スターイベントといえども、開催地がバーレーというだけあって,地元オーストラリアのワールドツアーサーファーをはじめ、世界中からトップサー ファーが数多く集結する。日本からは大澤伸幸、大橋海人,高橋健人,林健太,ダレン・ターナー、加藤嵐、北田力也、小川幸男、和光大、金尾玲生、渡辺寛、ニック・ミタ、山中海輝、辻裕次郎といった選手の名前がクレジットされている。彼らの活躍に期待し,日本から声援を送ろう。頑張ろう!日本!

 

今回のオフィシャルサイト:http://oakleyprojunior.com/

次回のオフィシャルサイト:http://www.breakaburleighsurfpro.com.au/

 

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