カイオ・イベリがWJC優勝、加藤嵐は15位

ASPワールド・ジュニア・ツアー第2戦
アーネットASPワールド・プロ・ジュニア

2011年10月24日-11月2日 アルポラドル、リオデジャネイロ/ブラジル


カイオ・イベリがアーネットASPワールド・ジュニアで優勝し、ASPジュニア・ランキングでトップ。加藤嵐は15位

Caio Ibelli, ASP/ROWLAND
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【プライア・ド・ディアボ、リオデジャネイロ/ブラジル(2011年11月2日水曜日)】ASPワールド・ジュニア・ツアー第2戦「アーネットASPワールド・プロジュニア presented by クイックシルバー」が終了。 ファイナルは、バックアップ会場であるプライア・ド・ディアボの2~3フィートで行われ、ブラジルのカイオ・イベリ(BRA)が、ASPワールド・ジュニア・チャンピオンのジャック・フリーストーン(AUS)を下し優勝した。

イベリはファイナルデイを通して、安定した強さを見せ、3ヒート連続で16ポイントのヒート・トータルを記録。猛威を振るうフリーストーンにストップをかけることが出来る唯一のサーファーだった。有能なブラジリアンは6.67というソリッドなスコアでファイナルをスタート。さらに8.60でバックアップし、アーネットASPワールド・ジュニア・タイトルをつかみ取った。

「最高の気分です。今日は僕の人生で最高の日です。僕はたくさんトレーニングを受けて来たんです。」と、イベリが言った。「僕は8.6を手に入れて、リズムを掴みました。ベストを尽くしただけです。このイベントで優勝出来て最高に嬉しいですよ。ホームでの試合は最高です。一年前、僕はナラビーンでファイナルを目指して頑張りました。だから、今回は優勝出来て本当に嬉しいんです。ジャックのサーフィンは素晴しいです。彼は今日10ポイントまで出していましたからね。僕はだた作戦を実行しただけなんです。」

ASPワールド・ジュニア・イベントの開幕戦が行われたバリ島で5位となったイベリは、現在ランキング1位へジャンプアップ。オーストラリアで迎えるシーズン・ファイナル・イベントを前にエクセレントなポジションを手に入れた。

イベントを通して圧倒的な強さで勝ち上がって来た、ASPワールド・ジュニア・チャンピオンのジャック・フリーストーン(AUS)。間違いなく優勝候補の筆頭だった彼は、ファイナルデイでも予想通りのサーフィンを見せ、クオーターファイナルでは、10ポイントと9.70というイベント・ベスト・シングルスコアの2本を決め、セミファイナルでも16.27というハイスコアで誰もが彼の優勢を疑わなかった。しかし、ファイナルではイベリを凌ぐスコアをマークすることが出来なかった。

「僕はテイクオフしたら、本当に素晴らしいランプがあるのを見つけたんです。」と、フリーストーンがクオーターファイナル・ヒートのあとに言った。「そのとき板が折れ曲がってしまったんです。でも、真っ二つに折れなくてビックリしましたね。」

アーネットASPワールド・ジュニア・ファイナル:
優勝:カイオ・イベリ(BRA)15.27
2位:ャック・フリーストーン(AUS)12.94
アーネットASPワールド・ジュニア・セミファイナル結果:
SF 1:ジャック・フリーストーン(AUS)16.27 def.。フリーペ・トリード(BRA)8.77
SF 2:カイオ・イベリ(BRA)15.80 def.。マルコ・フェルナンデス(BRA)12.50
アーネットASPワールド・ジュニア・クオーターファイナル:
QF 1:フリーペ・トリード(BRA)16.00 def.。フレデリコ・モライス(PRT)14.97
QF 2:ジャック・フリーストーン(AUS)19.70 def.。デイヴィ・キャスルズ(AUS)13.50
QF 3:マルコ・フェルナンデス(BRA)12.40 def.。ギャレット・パークス(AUS)8.37
QF 4:カイオ・イベリ(BRA)15.80 def.。イタロ・フェレイラ(BRA)15.20

9位:加藤嵐、17位:新井洋人、33位:大橋海人、33位:渡辺寛

 

ASP男子ジュニア・ワールド・ランキング
1位:デイヴィ・キャスルズ(AUS)
1位:カイオ・イベリ(BRA)
3位:ギャレット・パークス(AUS)
4位:マルコ・フェルナンデス(BRA)
5位:ジャック・フリーストーン(AUS)

15位:加藤嵐
31位:新井洋人
31位:大橋海人
36位:田中海周
47位:渡辺寛